【JRA】24時間ストライキがスタート 東京競馬場では労組関係者が街宣活動 トレセンは閑散とした雰囲気に
JRAの調教助手や厩務員らが加盟する3労組(関東労、美駒労、関西労)が25日午前0時、24時間のストライキに突入した。 【写真】ファンへ向けて労組から配られた文書 東京競馬場では、午前8時過ぎから開門(午前9時)までの間、京王線・府中競馬正門前駅の改札から東京競馬場を結ぶ通路の入り口で24時間ストに入った労組関係者が街宣活動とビラ配りを行った。 美駒労・磯部和人執行委員長は「ファンの方々に私たちの現状を説明して、ストライキまで至った経緯を理解してもらい、正常な交渉を後押ししてもらいたい」と話した。
静寂の美浦トレセン
昨年(2023年3月18日)のストライキでは競馬場での開催業務に限定したものだったが、今回はトレセン業務にも及んだ。美浦トレセンの各入場門には各労組の関係者がスタンバイ。大きなトラブルはなく、トレセンに入場しようとする組合員に協力を求めていた。 この影響で午前4時半の開門時間を過ぎても馬場入りする馬は通常より少なく、閑散とした雰囲気だった。
東スポ競馬編集部