尾道市で小型輸送艦の進水式 呉基地に新編「海上輸送群」 広島
呉市に今年度末に新編される自衛隊の海上輸送部隊用の小型輸送艦が尾道市で進水しました。 29日朝、尾道市の造船所で進水式が行われたのは、自衛隊の仮称「海上輸送群」で使用される小型の輸送艦です。 航海の安全などを願い太陽にちなんだ「にほんばれ」と名付けられた輸送艦は全長約80mで車両十数台を積めるなど数百tの輸送性能があり砂浜にも離着岸が可能となっています。 今年度末に新編される仮称・海上輸送群では主に陸上自衛官が輸送艦などに乗りこみ南西諸島への輸送能力の強化を目指していて4年後までに10隻の配備が計画されています。 来月には全長120mの中型輸送艦も進水する予定で、来年3月までに併せて2隻が呉基地に配備されます。