「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」より

SNSでソロ活や体調不良など、30代のリアルな日常を漫画で綴るみくるべさん(mikurube_manga)。なかでも34歳で初めてできた恋人に突然失恋し、そこから立ち直るまでの日々を描いた漫画は、読者から大きな反響があった。 【漫画】本編を読む 「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」は、当時の心境をより詳しく描いたコミックエッセイ。彼との出会いや嬉しくなかった初体験、そして現在思うことなどが、赤裸々に綴られている。 本記事は「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」から一部抜粋・編集してご紹介。今回は、SNS上で仲良くなった男性と毎日電話するようになったみくるべさん。簡単に「可愛い」という彼に思わず言ってしまった「好きになっちゃうじゃないですか！」。果たして彼の返答は…？ ■彼からの返事は「嬉しい」の一言のみ!? 当時を思い出すと、あまりにも異性に耐性がなくちょろすぎる自分に、「ウッ…」となりました！しかし、毎日当たり前のように「可愛いね」と言われ続けたら、自然と好きになってしまうのも仕方がないのでは…？と感じるのですが、皆さんはどうなのでしょう？(笑)。 戸惑いながらも、話しやすい彼との通話が毎日の楽しみになっていきました。そしてある日ついに「そんなこと言わないでください。好きになっちゃうじゃないですか！」と言ってしまったんです。 「そんなこと言うと調子乗っちゃいますよ～」と何度言っても変わらなかったので、もしかして期待していいのかな？と、心の片隅で思っていたんです。我ながら単純すぎますが、恋愛経験0の身には刺激が強すぎましたね…。でもまさか返事が「嬉しい」だけで終わると思わなかったので、その後どうすればいいのか大混乱でした。 彼に気持ちを伝えてしまったみくるべさん。しかし彼からの反応があまりにも淡泊で煮え切らないものだったため、後々メンヘラ化していくことに…。 取材・文＝石川知京