見た目は焼きザケ？…たんぱく質アップのゲル化剤でつくるムース食
［作り方］
（1） 焼いたサケは皮と骨を外す（この時、皮は捨てない）。身を軽くほぐしてミキサーに入れる。同分量のお湯とともに、なめらかになるまでミキサーで攪拌（かくはん）する。 （2） （1）が滑らかになったら介護食用ゲル化剤を加えて1分程度さらに攪拌する。 （3） ラップを大きめに広げ、とり置いたサケの皮をのせる。（2）を皮の上に形よくのせ、ラップで包む。バットの端などを利用すると型がなくてもできる。 （4） 常温に冷めるまで数分置き、硬さが安定したらラップを外して、大葉とともに盛り付けて完成。 ※かむ力、飲み込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう （レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世）
伊藤清世（いとう きよ）
在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー 委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。
