前澤友作氏の「カブ&ピース」、年内をもって全サービスの受付を一時停止
前澤友作氏による新事業「カブ&ピース」は、11月20日に開始した、サービスを使った分だけ株がもらえる「カブアンド」の新規申込受付を、2024年12月31日23時59分をもって一時停止する。 【この記事に関する別の画像を見る】 一時停止の対象は、でんき・ガス・モバイル・ひかり・ウォーター・ふるさと納税の全サービス。サービス利用中、および年内に申し込みを予定している場合は、各種サービスの提供や株引換券の付与を予定どおり進めるとしている。 申込受付を一時停止する主な理由は以下の通り。 ・想定を上回るサービスの申込により、第1期募集における株式発行予定数(上限6億株)が需要に対して不足するおそれがあるため ・第1期募集期間中に、複数の株配布キャンペーンを企画しており、その実施に備えて一定数の株式を確保しておく必要があるため ・電気・ガスの11~12月分の検針がまだ行なわれておらず、現時点では正確な株式発行需要を見通しづらいため ・ふるさと納税の「年末駆け込み需要」次第で、さらに株式が不足するおそれがあるため 受付再開時期および方針については、年内の需要動向や今後の計画を精査したうえで、2025年1月上旬に公式サイトやSNSなどを通じて告知するとしている。 カブアンドは、電気、ガス等、6つのサービスを提供し、サービス利用者は利用料金に応じてカブ&ピース社の未公開株を受け取れるサービス。利用者が受け取るのは株引換券で、1枚1円として株と交換できるほか、株に交換せずに同サービスの割引券に交換できる。
Impress Watch,加藤綾