納得のゴルフでボギーフリー 畑岡奈紗が大会3勝目に上々発進
<ウォルマートNWアーカンソー選手権 初日◇27日◇ピナクルCC(米アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71> 原英莉花が自分のパネルとニンマリ【写真】 大会2勝の畑岡奈紗が上々のスタートを切った。初日からスコアの伸ばし合いとなるなか、ボギーなしの4バーディで回り、4アンダー・14位タイで大会を滑り出した。 1番からスタートした畑岡は7番までパーを並べると、8番でこの日初バーディ。1アンダーで後半に入ると、そこからスイッチが入った。11番、13番もバーディを奪取すると、最終18番パー5でもバーディ。首位と4打差ながら、好位置で2日目に向かう。 「きょうはパッティングの感覚もよく、久しぶりのボギーフリーでのラウンドだったので、よかったと思います」。第1ラウンドは25パットと納得の出来。パーオンは11ホールとやや苦戦したが、グリーン上でしっかりとスコアをつくっていった。 距離は比較的短く、狭い印象のコースだが、今年は地面が軟らかい。加えてこの日は強い風が吹いた。「フェアウェイがすごく軟らかいので、なかなか距離が稼げないなかで、けっこう長い距離も残ったりしましたけど、上手く横風とかも使いながらプレーできたのかなと思います」と、表情も明るい。 チャンスが多いとは言えないなかでの4アンダー。ピンチをしのぎながら、チップインも飛び出すなど流れは悪くない。2オンが狙える18番パー5ではティショットがラフに入ったが、しっかりと3打目で寄せてバーディを奪うなど、落ちついたプレーを続ける。 「あと2日間しかないので、どんどんチャンスにつけてバーディをとっていければいいなと思います」。大会3勝目を狙う視線は、さらにここから鋭さを増していく。