ドラフト会議、抽選に11球団が参加したのは史上最多タイ 2018年以来6年ぶり7度目
◇24日 プロ野球ドラフト会議 supported by リボビタンD 1位指名では明大の宗山塁内野手に5球団、関大の金丸夢斗投手に4球団、青学大の西川史礁外野手に2球団が競合した。宗山は楽天、金丸は中日、西川はロッテが交渉権を獲得した。ヤクルトを除く11球団が1位指名で競合したが、抽選に11球団が参加したのは史上最多タイで2018年以来、6年ぶり7度目となった。 ◆2024年ドラフト 各球団1位指名【写真】 1978年は江川卓投手(栃木・作新学院高職員)と森繁和投手(住友金属)に4球団ずつ、木田勇投手(日本鋼管)に3球団が競合。2006年の高校生ドラフトでは田中将大投手(北海道・駒大苫小牧高)に4球団、堂上直倫内野手(愛知・愛工大名電高)に3球団、増渕竜義投手(埼玉・鷲宮高)と大嶺祐太投手(沖縄・八重山商工高)に2球団ずつが競合し、広島が前田健太投手(大阪・PL学園高)を単独指名した。 07年は大学・社会人ドラフトで大場翔太投手(東洋大)に6球団、長谷部康平投手(愛工大)に5球団が競合してヤクルトが加藤幹典投手(慶大)を単独指名し、高校生ドラフトでは佐藤由規投手(仙台育英高高)に5球団、中田翔内野手(大阪桐蔭高)に4球団、唐川侑己投手(千葉・成田高)に2球団が競合した。 現行の形になった08年以降は17年に清宮幸太郎内野手(東京・早実)に7球団、中村奨成捕手(広島・広陵高)と田嶋大樹投手(JR東日本)に2球団ずつが競合し、DeNAが東克樹投手(立命大)を単独指名。18年は根尾昂内野手(大阪桐蔭高)と小園海斗内野手(兵庫・報徳学園高)に4球団ずつ、藤原恭大外野手(大阪桐蔭高)に3球団が競合し、西武が松本航投手(日体大)を単独指名した。78年は巨人がボイコットし、07年の高校生ドラフトでは西武がスカウト活動の行き過ぎなどで1~3巡目の指名権を剝奪されたため、会議に参加した全11球団が抽選に参加した。
中日スポーツ