能登半島地震の死者474人に 災害関連死新たに12人を認定
能登半島地震発生後、避難生活などが原因で亡くなった災害関連死について、石川県などの審査会は27日、新たに12人を関連死に認定しました。 能登半島地震のあと、長引く避難生活の負担などが原因で亡くなった災害関連死について、医師や弁護士らが出席し開かれた13回目の会合では、22人が審査の対象となりました。 その結果、珠洲市の9人、七尾市の3人のあわせて12人が新たに災害関連死と認定されました。一方、七尾市の2人、珠洲市と志賀町の1人のあわせて4人は関連死と認められなかったほか内灘町の1人を含む6人が追加の資料を求められ継続の審査となりました。 今後、それぞれの市と町が正式に認定すれば、能登半島地震による災害関連死は県外の6人を含め247人となり、直接死の227人と合わせると474人に上る見通しです。
北陸放送