福岡のうどん文化を大阪へ! ふわふわ食感&出汁を吸ってどんどんおいしくなる「和牛肉ごぼう天うどん」
うどんは「ふわふわの食感で、出汁を吸って丼の中でどんどんおいしくなっていく」麺を福岡の製麺所にオーダーし、毎朝届けてもらっている。おいしさの肝、“すめ”と呼ばれるかけつゆの出汁は、北海道産の昆布と、5種類の節を使用し、醤油で調味。福岡でもなじみの「朝うどん」を提供しているので、開店時間7時に合わせて、「朝5時半から出汁をとっています!」と店長の山口努さんは笑う。
門上さん「まずはネットで発見し、うどんのビジュアルが気になっていたところ、知り合いが働き始めたので、店を訪れました。インパクトのある麺だという印象で、これはウケるなと思いました。」
「和牛肉ごぼう天うどん」作りを拝見!
早速、山口さんに「和牛肉ごぼう天うどん」を作ってもらった。
うどんは九州の製麺所から直送。
うどんを茹でる。時間はなんと40分!
14㎝の長さでスライスしたごぼうを揚げる
峰をイメージした山の形に
茹で上がったばかりの麺を器に入れる
朝とった出汁を使ったかけつゆを注ぐ
ごぼう天をトッピング
さらに甘辛く炊いた国産牛バラ肉をのせ完成
これが門上さんおすすめ麺「和牛肉ごぼう天うどん」
完成したのは、峰のようにそびえ立つごぼう天が目をひく「和牛肉ごぼう天うどん」! まずはうどんをいただくと、ふわっふわでやわらかい。
かけつゆは香り高く、しっかり出汁の素材の味がきいている。ごぼう天はさくさくで、和牛肉の甘辛さがうどんとマッチする。
門上さん「麺は決して讃岐のようにコシを主張するのではなく、表面ふんわり、そしてもちもちという感じ。出汁に牛肉のエキスが溶け込み濃くなるのですが、追い出汁ができるので調整可能。これはうれしい。ごぼう天はボリューム、迫力ともにあります。牛肉の味付けも濃厚。それがクセになる味わいです。」
福岡うどんを関西に定着させたい
「やわらかいふわふわのうどん、追い出汁、朝うどんなど、福岡のうどん文化を大阪に定着させていきたいですね」と奥尾さん。大阪を皮切りに、奈良、京都など関西へ店舗を展開したいと、その思いは熱い。
峰のうどん
住所: 大阪府大阪市中央区南本町1-5-14 グルラジビル 1F TEL: 06-6755-8588 ※価格は税込。
撮影:東谷幸一 取材、文:木佐貫久代