【バレー】東京GB・深津旭弘「どんな時に出ても落ち着いてゲームに入れるようにしている」 SV男子会見
11月17日にアリーナ立川立飛で行われたバレーボールSVリーグ男子、東京グレートベアーズ対VC長野トライデンツの東京グレートベアーズの会見コメントをお届けする。 フォト 東京グレートベアーズ 2024.11.09 柳田将洋、大竹壱青ら 国立代々木競技場第二体育館 会見の最後には深津旭弘選手から「19日22時から僕たちがゲストで出演したドラマ(『あのクズを殴ってやりたいんだ』/TBS)が放送されるので、よろしくお願いします!」というコメントもあった。 東京GB 3(25-22、25-17、25-20)0 VC長野
深津旭弘選手
今日は3-0で勝てて良かったなと思っています。本当にSVリーグが始まってたくさんの方に 来場していただいて、選手もこういう場でやれるのが本当に幸せだと思いますし、これが続くように、自分たちはバレーが楽しく表現できるように、また来週も頑張りたいなと思います。 ――今日は先発出場でしたが、試合によって途中出場もあったりとオプションが多い中で、いろいろなシチュエーションもあると思いますが、それに対してやりやすさ、やりにくさのような部分は? 深津:これがチームのスタイルなので、やりにくいというよりは、自分は途中から入ることが多いので、とにかくゲームを壊さないことがいちばんだと思います。スタートから入っている人が作ってきたものを壊してはならないという責任があると思うので、誰が入っている時も、それが今のところできてるのは良い部分ではないかと。あとはそういうスタイルだから言い訳はできないし、選手全員チャンスはもらえてると思うので、そこでしっかりプレーできるかできないかで変わってくると思います。毎試合毎試合、どんな時に出ても落ち着いてゲームに入れるようにしたいと思っています。 ーー同じセッターの今橋祐希選手が先週、「深津選手がいるからこそ自分が思い切ってやれる」と話していました。深津選手から見た今橋選手の今シーズンの成長ぶりは? 深津:いや、今橋は多分そういうことは思ってないと思うんですけどね。多分、こういう会見の場でそういうふうに聞かれたから答えただけだと思うし。彼は彼で頑張っているので、別に僕がいるから今橋がいいプレーをしているわけではないと思います。今橋が努力してこれだけのバレーができていることは、別に自分の支えがあるからとかではないと思うので。彼は彼で努力してポジションを掴んでいるのだから、試合に出ていることを自信にしてほしいなって僕は思います。それが僕の刺激にもなりますし。 ――途中出場の時にゲームチェンジャーとして意識していることは? 深津:2枚替えの時は試合の流れを変えるっていうイメージで、そこだけに集中してやっている感じですかね。あとは気持ち的には盛り上げるっていうよりは落ち着かせてるというイメージです。ブレイク取ったら取ったでいいのですが、とにかく3つで交代ということに集中してるから、変に感情を上げすぎず、下げすぎず。今は2枚替えに対しての自分の入り方としては、それがいいのかなと思っています。 ――今年、去年とメンバーが若手中心になってる中で、今の勢いなどを見て、どのように感じていますか? 深津:各選手のいいところが多分全部出てると思いますし、苦手なプレー、得意なプレーをコートに入る6人が補い合う状況が多いと思うので、そこはすごくフィットしてるのではないかと。若手が出てるからとか、ベテランが出てるからとか、そういうことは僕はあまり意識しないのですが、本当に今は純粋に安定して力も出てますし、強いチームだと感じています。 ――44試合を戦う中でどこかでまた去年出ていた選手たちが必要な時期もあると思いますが、そこ向けての準備は? 深津:とにかく今いるレギュラーの人間よりもプレーの質で上回らないと出場できないと思うので、そこはシビアだと思います。怪我も含めて出る場合もあるかもしれないですけど、基本的にはそれはないと想定しながらやりますので。だから、僕だったら今橋よりもいいプレーをしないといけないし、他のポジションの選手もミドルだったらミドル、サイドはサイドとその今出ている選手を上回るプレーをしないといけないと思うので。そこは44試合あるからいずれ出られるっていう考え方ではダメだと思うので、とにかくどこかで自分だったら今橋よりいいプレーをして、純粋にスタートで僕が出るという気持ちを持ちながらやれば、自ずと何か見えてくる部分もあるかなとは思います。他の選手も同じだと思います。