大谷翔平似も。「セレブのそっくりさんコンテスト」が欧米でブームの謎
ご褒美が豪華
優勝したマックスは、『トップガン:マーヴェリック』(’22)でグレンが演じたハングマンの仮装がお似合いで、グレンの母親からサムズアップを送られている。さらに結果発表後にはグレン本人からFaceTimeで祝福されたそう。またコンテスト前にビデオ・メッセージを寄せたグレン本人からアナウンスがあった、家族が次作にカメオ出演する権利もゲット! 実はグレンの出演作には彼の両親がもれなくカメオでついてきていて、その権利をそっくりさんに譲った形だ。地元と家族を愛するグレンらしい関与だった。
トム・ホランド
グレンのようにコンテストに現れるのではと期待されたのが、同日にボストンで「そっくりさんコンテスト」が開かれたトム・ホランドだ。当時、トムは同地でロバート・パティンソン共演の『The Drama』(’24)撮影中の恋人ゼンデイヤを訪ねていたのを何度も目撃されていて、会場にふらりと立ち寄ってくれるかもと期待したファンが多かったという。実際、コンテストに参加した青年は「トム・ホランドが来るかもしれないと思って参加した」とコメントしていた。残念ながらトムは現れなかったが、映画中でトムが披露したセリフを披露したり、ダンスの実力を競うコンテストの結果、「最低でも月に一度はトム・ホランドと間違えられる」と語る26歳のニック・アンダーソンが優勝。賞金50ドルとイギリス製のお菓子詰め合わせを獲得している。
「トム・ホランドのそっくりさんコンテスト」は、12月10日にもニュージャージーのローワン大学で開催されている。インスタグラムのアカウント@barstool_rowanを共同運営する大学生アレックス・フールマイスターが主催したコンテストは、学期末テスト真っ最中にもかかわらず、多くの学生を惹きつけた。観客の声援の大きさが勝者を決めるという手法で選ばれた優勝者は、ローワン大学の卒業生ケビン・マイヤーズ。大学在学中はスパイダーマンの格好でキャンパスに出没し、低レベルのスタントをする姿を撮影しては自身のインスタグラムにアップしていたスパイダーマンおたく。ローワンのスパイダーマンとして有名だったマイヤーズが獲得したのは賞金20ドルと、トム・ホランドの写真と“I look kind of like Tom Holland(僕はトム・ホランドにちょっと似てるかも)“とプリントされたTシャツ。いかにも大学生が企画した息抜きイベントらしく、楽しそう。