ヤクルトは好調を維持できるのか【立浪和義の超野球論】
頭数がそろった先発陣
本塁打、打点部門とも巨人・岡本とタイトルを争う村上
9月26日現在の順位表を見てみると、セの上位争いが激しくなっています。ヤクルトが16、巨人が17に対し、阪神が7と引き分けの差が大きいため、マイナスのゲーム差が出たりと分かりにくいのですが、現時点ではヤクルトが首位、ゲーム差なしで2位が阪神、少し離され、3位が4ゲーム差で巨人となっています。 3強状態がしばらく続いていますが、正直なところ序盤から首位を走っていた阪神と、投打に層の厚い巨人の戦いになっていくのかなと思っていましたので、ヤクルトの首位は予想外ではあります。 ヤクルトが落ちていくかもと思ったのは、打線の力は素晴らしいのですが、投手陣に不安があったからです。打線はどうしても水物。良いときがあれば悪いときがあります。先発の頭数がそろわぬヤクルトが首位を狙っていくのは難しいと思っていました。 ただ、課題と思っていた先発投手陣が・・・
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週刊ベースボール