【BURST】新設された女子最軽量の階級「ペーパー級」最初の試合に出場する2人がバッキバキの身体で計量パス
2024年7月20日(土)栃木・ライトキューブ宇都宮にて開催されるキックボクシングイベント『BURST』の前日計量が、19日(金)同会場にて行われた。 【写真】女子格闘技の大ベテラン、渡辺久江も計量パス 『BURST』は2014年の設立以来、栃木県宇都宮市に3店舗のジムを展開し、これまでに日本王者を含め10名を超えるプロ選手を育成してきた「KICK BOXING GYM ZERO(ゼロ)」が主催する大会。 今大会より、ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)が2015年よりスタートさせた女子キックボクシング『ミネルヴァ』に、最軽量級の「ペーパー級(43.09kg)」が新設される。 その記念すべきペーパー級初戦に名乗りをあげたのが、現ピン級(45.36Kg)王者の撫子(=なでしこ/GRABS KICK BOXING STUDIO/23)。元キック8冠王TOMONORI会長の薫陶を受け、昨年3月にはライバル藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム)にプロ初黒星を付けてピン級王者になるなどその実力は折り紙付きだ。昨年11月、地元・北海道での初防衛戦勝利後には新階級の開設をアピールしており、ペーパー級への思い入れは誰よりも強い。 対するUver∞miyU(ウーバーみゆ/T-KIX GYM)は、今年に入り「キック1本に人生を懸ける」と看護師の職を辞し、精力的にリングに上がる情熱系ファイター。 撫子は42.85kg、Uver∞miyUは42.90kgでそれぞれ計量をパス。最軽量級だけあって両者ともバッキバキの余計なものが一切付いていないような身体に仕上げてきた。 撫子は「明日は初めてペーパー級が開催されるということで、パワー、スピード、フィジカル、全てを圧倒できるように頑張ります。そして日本の最軽量級は撫子が最強だと思われるような試合をできるように頑張ります!」と意気込み。 Uver∞miyUは「明日はチャンピオンと戦える絶好のチャンスなので、しっかりチャンスをモノにしたいと思います。遠くから宇都宮に応援に来てくれる方がいるので、しっかり戦って、いい姿を見せたいと思います」と番狂わせを誓った。
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