＜春に駆ける・健大高崎’２３センバツ＞選手紹介／８ ／群馬
◇状況見極めが的確 橋本颯太郎内野手（２年） 守備に自信があり、捕球から投球までの早さにこだわりを持って練習に取り組んできた。チームに流れを呼び寄せるため「取れるアウトを確実に取って走者を出さない」と心に決めている。 新チームが発足してから三塁ランナーコーチも務めてきた。走者を回す際に意識しているのは「なぜ回したのか答えられるように根拠を持つこと」。投手が投げる前から外野手の位置を見極めるなど状況判断の的確さには定評がある。 一人一人が高い意識を持って練習する姿に影響されてきた。「試合では元気に声を出して盛り上げたい」 ◇俊足で盗塁に磨き 古賀青志外野手（２年） 小学生の頃から健大高崎の試合を見ており、積極的に足を絡めた攻撃スタイルにひかれて入学した。昨秋の関東大会はベンチ外だったが、２回戦の横浜戦で粘り勝ちした仲間の姿に奮起。走塁やバントなど小技を磨いて自信を付けた。 ５０メートル６秒の俊足。代走での起用を見据え、冬の間に課題としたのは盗塁だ。「スタートとスライディングを詰めて練習してきた」。弱点だった打撃面でも変化球の見極めができるようになり、三振が減ってきた。 かつての自分自身のように「小中学生に憧れを持たれるプレーをしたい」と誓う。＝つづく
