旅行中に「オービス」が反応し、自宅から「100キロ以上」離れた警察署から「出頭依頼」が来ました。遠くて行けない場合はどうすればよいのでしょうか…?
旅行中にオービスが光って遠方の警察署から出頭依頼がきてしまい、近くの警察署に変更できないか気になる方もいるでしょう。原則変更は不可能ですが、場合によっては出頭場所の変更もできるようです。 そこで今回は、オービスの内容やオービスが反応してからの流れ、罰則について解説します。出頭する警察署を変更する方法もご紹介しているため、参考にしてください。 ▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
オービスとは?
オービスとは、車の速度超過の取り締まりを目的とした自動の監視装置です。高速道路や自動車専用道路などに設置されているイメージがありますが、近年は可搬式のオービスが導入され、一般道でのスピード違反取り締まり時にも使用されています。 一般道での速度違反の取り締まりに導入される背景には、生活道路での歩行者や自転車の死傷者数増加が関係しているようです。また、違反した車両の引き込み場所の確保や一定の人員が必要なることから、取り締まりができる場所が限られていたことも関係しているようです。
オービスが反応した場合どうなる?
速度超過によってオービスが光った場合、警察官による停止がないケースがあります。その場合は後日、取り締まり場所を管轄する警察署から車の所有者に対して「出頭通知書」が届き、以下のような流れで処分が決定するようです。 1.出頭通知書が届く 2.指定の警察署へ出頭し、事情聴取を受ける 3.違反の状況により出廷通知書が届く 4.裁判所へ出廷し、裁判(略式裁判)を受ける 5.罰金を支払う 6.行政処分を受けるため、警察署より呼び出し通知書が届く 7.行政処分を受けて、処分に従い手続きを行う
遠くの警察署から出頭要請があった場合の対処法
原則として、出頭通知書に書かれた警察署に出向く必要があるようです。ただし、速度超過を犯した場所が自宅から100キロメートル離れた遠い場所で、出頭日にいけない場合は救済措置を受けられる可能性があります。 出頭先の警察署に連絡して「遠方のため出頭が難しい」と伝えましょう。出頭先を最寄りの警察署に変更してもらえる可能性があります。
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