肩こりに!壁を使った「わきの下伸ばし」が驚きのスッキリ感【ついでに3分ストレッチ#8】
kufura
鍼灸師、整体師・古賀直樹さんと『kufura』がコラボして、毎日できるストレッチを紹介するシリーズ。今回は、肩こり解消にピッタリな「わきの下伸ばし」をご紹介。 【写真4枚】壁を使って行う「わきの下伸ばし」のやり方を写真で見る。効果が半減してしまうNG例もあわせてチェックを! 肩こりが気になると、肩を揉みがちですが、揉んだ直後には肩が軽くなっても、すぐにまた痛くなることが多いですよね。実は、「肩がだるいな」「肩周りが重いな」と感じるときは、わきや肩甲骨上部の柔軟性も落ちているのです! 「わきの下伸ばし」をすると不思議と肩こりもスッキリしますよ。
「わきの下」の筋肉を伸ばすと肩の筋肉もゆるむ
肩こりは、血行不良・運動不足・姿勢の悪さなどが原因で、肩周りの筋肉が緊張することで起こります。肩の筋肉に注目しがちですが、実は肩甲骨周りの筋肉も固くなっていることが多いんです。 実は、肩甲骨周りの筋肉と、わきの下の筋肉はつながっています。そのため、このストレッチでわきの下の筋肉をほぐすと、肩甲骨周りの筋肉もゆるんでくる、という仕組み。 また、同じように、肩の筋肉も肩甲骨周りの筋肉とつながっているので、結果的にわきの下を伸ばすことで肩の筋肉が自然とゆるみます。 これが、「わきの下伸ばし」が肩こりに有効な理由です!
「わきの下伸ばし」で肩こり解消!
(1)ひじから下を肩の高さで、肩と平行に壁につく。両足は一歩下がり肩幅より大きく開く 壁に向かって立ち、左ひじを肩の高さにつきます。ひじ~手のひらを肩と平行に壁にあてましょう。両足を一歩後ろに引き、肩幅より大きく開きます。右手は太ももにそえましょう。 (2) 壁についた腕は動かさず、腰を曲げ、頭と肩を腕より下に沈ませて3秒! 腰を大きく曲げて上半身を倒します。このとき、ひざが曲がらないように注意! 頭は壁につくくらいまで下げましょう。 壁についた腕は動かさず、頭と肩を腕より下に沈ませて3秒数えます。わきの下から肩の筋肉をギュ~ッと伸ばしましょう。 左右10回ずつ行います。分けてやってもOKです。 伸ばしている肩甲骨全体が温かくなってきたら、筋肉が伸びている証拠です!ムリをせず気持ちよく伸ばしましょう。