石破派も裏金発覚?!日本共産党・田村貴昭衆院議員が次期衆院選の争点と党の政策を語る!
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年10月6日に公開された動画は、ゲストに日本共産党・田村貴昭衆院議員をお招きして、次期衆院選の戦略と目標について語ってもらいました。 「裏金議員さん!さようなら?!」次期衆院選の一番の争点は裏金問題の真相解明だ! 【このトピックのポイント】 ・食料自給率の目標は5割!農家の所得補償と価格保障は必須! ・とうとう石破派も裏金問題発覚か?! ・世界の当たり前を日本の当たり前に!共産党が推す政策とは?!
田村氏のプロフィールは以下の通りです。 田村氏は、1997年から北九州市議会議員を2期務めた後に、2014年に衆議院議員に比例代表九州ブロックで当選し、現在3期目です。 実は、衆議院に3回立候補して落選しました。 田村氏「下り坂のエレベーターをずっと駆け上がっているような感じで、なかなか上がれなかった……」 しかし、北九州から九州沖縄にエリアを広げ、たくさんの仲間ができた時期でもあり「人生にとって貴重な10年間でした」と振り返りました。 今回は10月15日公示・27日投開票が予定されている解散総選挙に向けて、日本共産党の考える政策や争点設定などを田村氏に伺っていきます。
衆院選の争点とは
MC伊藤由佳莉「今回の衆院選の目標数値について教えてください」 田村貴昭氏「党として掲げているのは、全国比例650万票、そして10%得票率を目指す。そして、衆議院の各比例ブロックで議席の上積み、現有確保。沖縄1区、オール沖縄の小選挙区での勝利。小選挙区の候補も奮闘しようということ」 MC伊藤「その目標に向かって、何を訴えているか、どこを争点としてあげるべきかを教えていただきたいと思います」 田村氏は、国民の暮らしに関わる食料安全保障について訴えます。 今年の夏は、米不足が話題になり、店頭から米がなくなりました。 田村氏「伊藤さんのところは、お米はありましたか?」 MC伊藤「店頭はスッカラカンでした……」 田村氏は、米不足の問題に4月に気づき、政府に対策を提言。 91万トンの政府備蓄米をいかすよう訴えましたが、「政府は無策」であり、米の価格が高騰しました。 この問題の背景にある「38%」という先進国で最も低い日本の食料自給率の低さが課題だと田村氏は指摘します。 輸入に依存し続けると、もし輸入できなくなった場合、国民の食卓は「危機的な状況」となることに。 「食料自給率を5割に引き上げたい」と田村氏は語りました。 MC伊藤「具体的に食料自給率を上げるための政策はどのようなものがありますか?」 田村氏「輸入の自由化などの協定の見直しと、生産農家への所得補償や価格保障です」 農家の後継者不足は深刻化し、どの地域も耕作放棄地が増えているため、「すぐに手を打たなければいけない問題」と田村氏は語りました。 MC伊藤「食料問題の他の政策は、いかがですか?」 この質問に田村氏は、日本の軍事拡大路線に異議を唱えました。 来年度の予算概算要求で軍事費は8兆5千億円。 日本はアメリカ、中国に次いで世界第3位の軍事大国となります。 石破総理が訴えている、憲法9条2項の削除やアジア版NATOの創設などに危機感を示し「日本共産党がなければ、この国の平和は本当にどうなるのか。平和の党、日本共産党を頑張らなければいけない」と田村氏は語りました。 MC伊藤「食料安全保障、平和外交の他はいかがでしょうか?」 田村氏「やはり暮らしの問題ですよね」 物価高騰が続いているため、給料を上げる、消費税を下げるを柱にして、インボイスの廃止も訴えたいと田村氏。最低賃金1500円は、「今すぐやらないと生活が成り立ちませんよ」と訴えます。 また、労働時間を「1日7時間・週35時間」に短縮する新たな働き方改革も目指したいと語りました。