チームによっては主力級!? 広島の現役ドラフト注目選手(4)“補強ポイント”になる球団は…?
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフト候補になり得る広島東洋カープの選手を紹介する。
持丸泰輝
投打:右投左打 身長/体重:177cm/90kg 生年月日:2001年10月26日 経歴:旭川大高 ドラフト:2019年育成選手ドラフト1位 一軍定着には至っていない持丸泰輝だが、強肩に加えてシュアな打撃も併せ持っている。 持丸は旭川大高(現:旭川志峯高)で1年春からベンチ入りし、2年夏には4番打者として甲子園出場の原動力に。高校通算17本塁打も記録し、広島東洋カープから育成ドラフト1位指名を受けた。 入団後はバッティングで苦しみ、ファームでも打率1割台から2割前半に終わっていた持丸。それでも、2022年6月に支配下契約を掴み取ると、同年は一軍初出場を果たした。 今季は開幕から打撃でアピールし、6月時点でファームでの打率が.346にまで上昇。しかし、後半戦には調子を落とした。 最終的にファームでは72試合の出場で打率.268、2本塁打、16打点の成績で終えた。 現役ドラフトの対象となれば、捕手の層が薄い球団にマッチする存在といえるだろう。
ベースボールチャンネル編集部