選挙報道の現実と課題~有権者が既存メディアに不信を抱き、SNSへの依存を高める理由~【調査情報デジタル】
2024年はSNSが選挙に大きな影響を与えたエポックメーキングな年だった。 では2025年はどうなるのだろう? これまでのような横並び意識が強いまま大胆に工夫しなければ、ますます有権者からは見限られてしまうのだろう。2025年はテレビの選挙報道にとってその真価が問われる年になることは間違いない。 <執筆者略歴> 水島 宏明(みずしま・ひろあき) 1957年生。東京大学法学部卒。 札幌テレビ、日本テレビで報道記者、ロンドン・ベルリン特派員やドキュメンタリーの制作に携わる。生活保護や派遣労働、准看護師、化学物質過敏症、原子力発電の問題などで番組制作をしてきた。 「ネットカフェ難民」という造語が「新語・流行語大賞」のトップ10に。またドキュメンタリー「ネットカフェ難民」で芸術選奨・文部科学大臣賞を受ける。 2012年より法政大学社会学部教授、2016年より現職 【調査情報デジタル】 1958年創刊のTBSの情報誌「調査情報」を引き継いだデジタル版(TBSメディア総研が発行)で、テレビ、メディア等に関する多彩な論考と情報を掲載。2024年6月、原則土曜日公開・配信のウィークリーマガジンにリニューアル。
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