レスリング・尾崎野乃香 68キロ級転向初V「ホッとした」 パリ五輪対策に「日本食持っていく」
レスリング女子68キロ級でパリ五輪代表の尾崎野乃香(21)=慶大=が16日、アジア選手権を終えてキルギスから成田空港に帰国した。62キロ級から転向し、五輪切符をつかんだ68キロ級で初の国際大会に挑み優勝。「未知の世界で不安もあったが、力負けすることなく、練習の成果を出せて良かった。ホッとしている」と手応えを示した。ただ、重量級は欧米にも強豪が多いため「ここで満足することはない。いろんなバリエーションの選手の対策をしていきたい」と気を引き締めた。 【写真】五輪前最後の試合で堂々の優勝!鍛え上げられたボディがスゴイ また、今回は試合当日に体重67キロと余裕を残しすぎてしまっただけに「もう少しズシッと(重く)したい」と課題を強調。海外遠征では食事が合わず体重が落ちてしまうこともあり「日本から(食材を)なるべく持っていきたい」とパリ五輪本番への糧とした。