プーチンの愛国心教育:メディンスキー大統領補佐官監修の歴史教科書
ウクライナとの和平交渉でロシア側の交渉団を率いたメディンスキー氏(C)Алексеев Дмитрий Евгеньевич〈CC BY-SA 3.0〉
ロシアの独立系調査機関レヴァダ・センターが2022年12月12日に発表した結果によると、部分動員令が出されながらも、 ウクライナ侵攻 に対する支持率は「賛成」「どちらかといえば賛成」が合わせて74%であった。18歳~24歳の若年層でも「賛成」25%、「どちらかと言えば賛成」が37%であった。両者を合わせると62%になり、ロシアの全体平均よりも低いが、それでも60%以上を記録している。 その要因の1つとして、 ウラジーミル・プーチン政権下における学校教育 が関係しているのかもしれない。周知のようにロシアでは、愛国心育成を目的にした歴史教育が行われてきた。
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西山美久