<花言葉は”裕福”に”利益”>年末の風物詩『千両市』 「縁起物を家に飾って良い新年を」(仙台市中央卸売市場)
ミヤギテレビ
仙台市中央卸売市場では、年末の風物詩『千両市』が開かれた。 安斎アナウンサーリポート 「仙台中央卸売市場では、年末ならではの光景が今年も繰り広げられています」 【画像】花言葉は”裕福”と”利益” 年末年始前に「千両市」<写真6枚…競りの様子も>
11日午前、セリ人の威勢の良い声が一斉に響き渡ると、宮城県内の買い手およそ80人が“手やり”と呼ばれるハンドサインを使い、次々と『千両』をセリ落としていった。 『千両』は赤や黄色の実を付ける植物で、花言葉は「裕福」や「利益」。
とくに、赤い実は「不浄なものを清める」と言われ、「魔除け」として古くから正月に飾られてきた。
今年は残暑が厳しかったため、色づきは例年に比べ遅かったというが、いまは葉の緑も濃く品質の良いものが揃っているという。 仙台生花・橋本章さん 「『千両』は縁起物。家に飾って良い新年を迎えてもらえれば」
『千両』は、26日頃からスーパーや生花店に並ぶという。