【ジャパンC・木曜追い切り】オーギュストロダンは2日連続追い A・オブライエン調教師が明かした〝真意〟
[GⅠジャパンカップ=2024年11月24日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2400メートル] <東京競馬場>異例の2日連続追い切りだ。前日にも東京競馬場の芝コースで追い切られたオーギュストロダンは、21日朝もダートコースで追い切りを敢行。助手を背に重馬場のコース内め三分どころを単走馬なりで7ハロン95・2ー80・9ー67・0ー53・8ー40・4ーラスト1ハロン12・9秒をマーク。ディープインパクト産駒らしい弾むようなフットワークで、素軽さと迫力を兼ね備えた走りは圧巻だった。 連日追いの字面からも一見状態面が整っていないように見えるが…火曜日にはキーティング助手が「本国と同じルーティンで同じようなトレーニングをしようと心がけています」と伝えていることからも、ラストランへ向けた調整の一環と見てよさそう。事実、オブライエン調教師もこの日の会見で「ダートもキャンターではありましたが、(その様子について)満足しています。走りを見ても非常に満足できる状態でした。計画通り進んだと思っていますし、状態についても満足しています」と伝えるように調整過程に狂いはない。 ジャパンC当日には引退お披露目式も実施されることが決まったオーギュストロダン。〝ディープインパクト産駒最後の大物〟逆輸入Vに向けて、態勢は整いつつある。
東スポ競馬編集部