【危険!】「楽しいことが何もない」と感じたらヤバい…。極限状態に陥る前にやってほしいこと
自分のことを人に話すという大切さ
それから、自分がそのような状態になったときに抜け出すことも必要ですが、周りに「全然楽しいことがない」「何もする気が起きない」と言ってる人がいたら、気にかけてあげた方がいいかもしれません。 話し相手になるとか、それだけでも救われることってありますし、このコラムをご覧いただいているあなた自身もそれは同じです。 自分の話ができるだけで気持ちが楽になることは沢山ありますし、前述した経営者の男性は、もしかすると誰にも相談できなかったのかもしれません。 「何も楽しいことがない」という状態になる前は、死ぬほどつらいという状態が訪れます。 このコラムを読んでくださっているあなたが、そんな状態にならないことを切に願っておりますが、1人で抱え込みすぎてどうしてもつらいときは、思い切って信頼できる誰かに気持ちを打ち明けてみましょう。 「この人になら話してもいい」「この人なら受け入れてくれそう」と思える人であれば、誰だってかまいません。 もしそういう人が周りにいない場合は、無料のカウンセリングサービスを受けてみるとか、匿名でできるチャット相談を利用してみてはいかがでしょうか。 ほかにも、現代ならではの心の拠り所づくりで、ライバーの生配信に参加してみるという手もあります。 「あの人も頑張っているから自分も頑張ろう」と思えるような「推し」ができれば、きっと死にたいと思うことはないはずです。 ちなみに推しにする対象は、現実に存在する人間じゃなく、二次元のキャラクターでもOKです。 むしろ、その方が裏切らないかもしれません。
「しんどい・つらい」という感情は、自分基準であることが重要
「もうちょっとだけ頑張ろう」「世の中捨てたもんじゃない」と少しでも思うことができれば、生きる希望は湧いてきます。 日本人はとくに、自分のストレスや心の状態に鈍感な人が多いので、「つらい」「しんどい」という状態が続いたときに、「すでに自分は無理をしすぎているのかもしれない」と疑ってみてください。 「周りは頑張っているから」とか「これぐらいでへこたれたら笑われる」とか、そんなことはどうだっていいのです。 人それぞれ何にダメージを受けて何にストレスを感じるかはバラバラなので、あなたの「つらい」と「しんどい」は他者基準であってはいけないのです。 これは大事なことなので、絶対に忘れないでください。 そして、これも大事なことですが、楽しいことや楽しみにできることは、元気なうちに沢山作っておきましょう。 うつ病になった人に推奨される行動は、元気なときじゃないとできないことがほとんどだと言われているように、普段から楽しみにできることを作っておかないと、いざとなったときにすがるものがないという状態になりかねません。 それに、楽しいことがあればあるほど、極限状態に追い込まれることを回避できる場合が多いので、抑止効果にもなるんですよね。 なぜなら、楽しいことを守るために、自分を苦しめる環境や人から距離を置こうとするからです。 もうすでに頑張りすぎている人は、これ以上頑張る必要はないし、できるだけ楽しい毎日を送ることに全振りしてみてください。 日本人は、もっと休んでいいし、もっと遊んでいいのです。 このコラムを読んでくださっているあなたが幸せであることを、僕は心より願っております。