【危険!】「楽しいことが何もない」と感じたらヤバい…。極限状態に陥る前にやってほしいこと
人が無力感に苛まれるのは、一体どのようなときなのか?
どうやっても逃げられないという状態が続いたとき、人は学習性無力感に陥ります。 学習性無力感というのは、何をやっても無駄だ、無意味だと思うようになって、自ら何も行動を起こさない状態のことです。 サーカスで飼われている象が、その気になれば杭と鎖を破壊して逃げ出せる力があるのにそれをしないのは、この学習性無力感が一つの理由であると言われています。 学習性無力感に陥ってしまったとき、そこに衝動性が加わると自殺を考えてしまうというわけです。 言うまでもありませんが、生きていくことは大変です。 楽しいことばかりじゃないし、ときにはつらいことも苦しいこともあります。 物価や電気代が上がり、以前よりも国全体の治安が悪くなったと感じるのは、きっと僕だけではないはずです。 それでも、できるだけ楽しい毎日を送ることに全振りしていれば、生きていく希望をなくすことはないんですよ。 楽しみがあれば人間は死ねないし、死にたいと思わないのです。
極限状態に陥る前にやっておいた方がいいこと
そして、今からお話することが一番大切なので、どうか忘れないでください。 「何も楽しいことがない」「何もする気が起きない」という状態が立て続いたとき、自分はかなりよくない状態にいるのだと自覚することを。 その次に、昔の自分を思い出してください。 楽しく生き生きと過ごしていた頃の自分をまず思い出してみましょう。 次に、何が原因で何も楽しいと感じなくなっているのか、その理由を突き止めて、離れることができるなら離れることを目標にして動くことです。 その原因を作っているのは、職場かもしれないし、家族や友達の皮をかぶったエネルギーバンパイアかもしれない。 離れる時期を逃してしまったばかりに、そこからどんどん病んでしまい、自死を考えてしまうケースってものすごくよくあるんですよ。 自己肯定感や自信は、自分が原因で下がったりなくなったりするものだと思っている人が多いですが、それは大きな間違いです。 関わっている人や環境のせいで、自己肯定感を下げられてしまい、自信をなくしてしまうのです。 つまり、ずっと劣悪な環境な身を置き、あなたを否定してくる人間と関わっている限り、自己肯定感が上がることはないし、自信を身につけることもできないんですよ。 しかも下げられ奪われてしまうのは、自己肯定感や自信だけではありません。 目に見えて運気も下がります。 そういった理由から、あなたが楽しくないと感じる原因を突き止めることができたら、できることならその対象から離れましょう。 なので、「最近何も楽しいことがないなあ」とぼんやり考えることや、何もやる気が起きないことが立て続いたら、今お話した内容を実践してみてください。 「やる気出ないのに、離れる元気はどこから出るの?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そのために、今の自分の状態は「よくない・ヤバい」と自覚することが必要なんです。 人間は、自分に対して危機感を持つことができれば、勝手に動いているので、そのためにまずは今の自分の状態を客観視することが大切なんですね。 そのときやらないといけないことは、楽しいことを探すことではありません。 自分の活力や好奇心を奪っている対象から離れることなんです。 もちろん今お話している内容は、自分で自分の機嫌が取れない人が言う「何も楽しいことがない」ではないので、追い詰められすぎた人限定になります。