住宅ローンの金利どうする? 変動か固定か決めた「言葉」を紹介
マイホーム購入者の9割が利用する住宅ローン。 マイホームは「一生で一番高い買い物」と言われています。 「住宅ローンが人生最大の借金」の方も多いと思います。 何百何千の住宅ローンから、一つを選ぶわけですが、変動金利にするか、固定金利にするかも選ばなければなりません。 マイホームを購入された方へ。 住宅ローンを決めた際に、「決断した決め手」はなんでしょうか。 マイホーム購入時は、さまざまな「決断」をしなければならない中で、金利を決めた「言葉」を並べてみました。
変動金利を選んだ人の言葉
・ 金利が安い(返済額を押さえられる)。 ・ 「5年ルール」と「125%ルール」で、リスクは押さえられる。 ・ マイナス金利解除後は短期プライムレートが上がらず、変動金利は上がらない。 ・ 変動金利で固定金利より浮いた返済額で、投資を行う。 ・ 金融機関が貸出時に適応させる基準金利は、ゼロ金利解除後に初めて上昇する。 ・ 住宅ローンを利用する9割が、変動金利を使っている。 ・ 現在検討されているのはマイナス金利解除であり、ゼロ金利解除までの見通しは難しい。 ・ より元本を早く返済する。
固定金利を選んだ人の言葉
<変動金利の否定> ・ 未払利息が発生するリスク。 ・ 過去に年率8%以上の時代があった。 ・ 金利が変動するため、返済額が変化することがストレスとなる。 <固定金利肯定> ・ ゼロ金利解除後は短期プライムレートがあがり、変動金利も上がる。 → 住宅ローン返済期間は長い。いつ何時金利があがるかわからないので、金利固定は安心。 ・ 住宅ローンの金利の歴史を考えると、固定金利でも現在はとても低い。 → 固定金利なら家計を見直す必要がない。 → 変動金利が上昇する前に、変動金利は上がっている。 ・ 金利動向は、誰もわからない。 → .変動金利はギャンブルだ。 → インフレのリスクを避ける。
私が決断した言葉
「毎月3,800円を払えば、住宅ローンについて何ら考える必要がない。保険料と考えよう。」 私は固定金利(35年)を選択しています。 検討していた金融機関で提示された変動金利と固定金利の差は、月額3,800円でした。 固定金利を選択すると、毎月3,800円返済額が多い。 35年契約だが、繰り上げ返済をすることになる可能性が高い。 当時、家庭上の悩みが多く、日常業務に支障をきたしていた。 『頭のワーキングメモリーを、業務以外で捕られたくない。業務に集中するために、金利のことは考えたくない。』 昨今金利は上昇傾向ですが、自身の住宅ローン金利について、悩んでいません(借り換えについては考えています)。
返済は長期にわたりますので慎重に
みなさんはマイホームの購入が目的で、その手段としての住宅ローンです。 しかしほとんどの方がマイホームを購入するために、住宅ローンの金利を選ばなければなりません。 住宅ローンの返済は長期です。 少なくても上記の言葉を検討しながら、住宅ローンを選んでください。 《金 弘碩》
金 弘碩