キジマ「スマートディスプレイ」登場!スマホを振動から守り操作も楽々、定価は3万5200円
スマホを接続し、スマホ内のアプリをモニターに映し出すアップルカープレイとアンドロイドオート。この便利な機能を使える「スマートディスプレイ」が、大手バイク部品メーカーのキジマから新発売される。 【画像】キジマ「スマートディスプレイ」の画面・同梱物などをギャラリーで見る(15枚) 大事なスマホをマウントせずに済むため、落下や振動によるダメージの心配なし。実際にテストしてみると、使い勝手も高かった!
モニターでスマホアプリを操作できる!バイク用はレアだ
クルマで対応機種が増えている「アップルカープレイ」と「アンドロイドオート」は、スマホ内のアプリを車載ディスプレイに映し、スマホのように操作できるシステム。バイクでは、ゴールドウイングやR1250RTなど一部の豪華モデルに搭載されているが、まだまだ一般的ではない。 同様にクルマのアフターパーツでは、後付けでカープレイなどが使える“スマートモニター”“ディスプレイオーディオ”といった製品が販売されている。しかしバイク用はほぼ流通していないのが現状だ。 そんな中、キジマが新発売する「スマートディスプレイ」は、バイク用としては貴重な後付け式のスマートモニターだ。 このディスプレイは、スマホと同様の静電容量式タッチパネルを採用。バイクにマウントすればスマホ感覚でアプリを操作できる。防塵防水性能は30分間の水没に耐えられるIP67。スピーカーを内蔵するが、手持ちのブルートゥースインカムを接続すればSiriなどの音声操作も可能だ。 スマホの機能を使えるなら「単純にスマホをバイクにマウントすればいいのでは?」と思う人もいるだろう。しかしスマホは振動に弱い。バイクからの振動によってカメラなどの機能が故障するケースが相次いでいる。また、また炎天下での熱による故障のほか、マウントからの落下、さらには転倒による故障の心配もある。 一方、スマートモニターを使えば、スマホをウエアのポケットにしまっておけるので故障や落下する確率が大幅に減る。スマホはもはや生活の必需品である上に、高額化しているだけに、スマートモニターを使うメリットは大いにあるのだ。