【静岡競輪 11R・KEIRINグランプリ2024】郡司浩平 北井佑季目標に栄光つかむ
「KEIRINグランプリ2024」(優勝賞金1億4000万円)はきょう30日、静岡競輪11Rで争われる。激戦が予想される今年のベストナインによる一発勝負、本紙は北井佑季の動きに乗る郡司浩平の抜け出しを中心視した。 ライン構成は北井―郡司―岩本の南関勢、脇本―古性の近畿勢、真杉―平原の関東勢、そして清水と新山が単騎戦。 駆けるのはラインがある北井か真杉か脇本だが、脚質とライン3車を考慮すれば北井が最終的に主導権を握りそうだ。その流れなら北井の番手を回る郡司が別線の巻き返しを見極め、流れ次第では自ら踏み込んで勝機。位置取りもこなせる真杉は中団以内を確保して自分のタイミングで踏み込むと逆転がある。古性は脇本目標に直線勝負。仮に脇本が不発でも古性は的確なコースを探して強襲がある。清水の一発も差はない。 <1>古性優作 攻め続けてしっかりとトレーニングをやってきた。初めて優勝した時と同じ感じで刺激を入れている。良くなってくれれば。脇本さんへ。信頼して付いていく。 <2>平原康多 腰痛が出るくらい追い込んで練習できたし、自転車と体もマッチしてきた。ダービーの頃のフレームに戻す。真杉君。彼は天才。どれだけ付いていけるかです。 <3>郡司浩平 自分なりに充実した1カ月間を過ごせた。フレームは競輪祭の落車でダメになったので新フレーム。北井さんと一緒に静岡で練習もできた。北井さんを目標に。 <4>真杉匠 沖縄合宿でいい練習ができたし、セッティングもいい方向に出ている。静岡のイメージもいい。楽しみですね。自力勝負。平原さんとワンツーが決まれば最高。 <5>岩本俊介 練習だけを続けて、約1カ月長かったですね。今はワクワクしています。神奈川の2人にはいつも世話になっている。3番手を固めて力を合わせて頑張りたい。 <6>清水裕友 新車で行く。練習で乗った感じは良かった。入ってからは指定練習を乗ってみて、調子は悪くないかな。風が強く感じたけど条件は同じ。単騎で出たとこ勝負。 <7>北井佑季 ここに向けてしっかり練習できた。郡司君と静岡バンクにも入った。練習の感触が良かった新車で走る。いつも通りの感じで過ごせている。南関の先頭で自力。 <8>新山響平 やりたいことができて、やり残したことはあまりない。静岡バンクでも1日練習できた。疲労が抜けていい状態。単騎で。自分をしっかり持って走ろうと思う。 <9>脇本雄太 競輪祭の翌週に古性君と合宿した。その後の練習でも特に違和感はなかった。いつものGPと同じように過ごせているが風の強さは思った以上。自力で頑張る。