来季24年目の西武・栗山巧が2800万円減でサイン 最下位シーズン「自分がもう少し力を発揮していれば」
西武の栗山巧外野手(41)が4日、埼玉県所沢市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2800万円減の年俸8000万円(金額は推定)でサインした。 ■新人王・武内夏暉は約3倍増【写真】 23年目の今季は開幕から指名打者で出場を続けたが、4月中旬に出場選手登録を外れた。6月初旬の再登録までファーム暮らしを続けたこともあり、60試合の出場で打率2割2分6厘(124打数28安打)、1本塁打、12打点だった。 更改後に会見したベテランは「なかなか勝てない、点がなかなか取れないシーズンだった。自分がもう少し力を発揮していれば、チームの結果も変わっていたと思う」と最下位に沈んだ責任の一部を背負い込んだ。 来季については「代打ではなく、1試合で4、5打席立てるようにしっかりコンディションを整えて、シーズンに入っていけるようにしたい」と意欲は衰えていない。今季はファームで何カ月か過ごし「1軍と遜色ない投手の投球や捕手の配球を見ていい経験になった」と全てをプラス材料に捉えている。 「(現役生活が)あと5年や10年とはいかない。1年、1年自分のやれることをしっかりやって、その結果がどうでるかということ」と来季に全力を傾けていく。
西日本新聞社