キャベツで最も甘みがあるのは芯! 生産者さんが教える、おいしいキャベツの見分け方と保存方法
普段何気なく食べている野菜、実は生産者さんが当たり前に知っている知識で、さらに美味しく食べられるかもしれません。登録生産者9500軒以上、日本一の産直通販サイト『食べチョク』さんに聞いた野菜の本『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』から一部抜粋し、おいしい野菜の見分け方と長持ちする保存方法をご紹介します。 【書影】野菜本の決定版『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』 * * * * * * * ◆主役にも名脇役にもなってまるごと食べられる! 時期による違いも楽しい ロールキャベツのような主役にも、揚げ物に添えてあるせん切りのような名脇役にもなれるキャベツ。 アブラナ科に属し、じつは白菜や小松菜、ブロッコリーなどの仲間です。 通年手に入る野菜ですが、時期によって質感が異なり、春にはやわらかくてみずみずしく、冬には固くしっかりとした食感になります。 食べられない部位はなく、つい捨ててしまいがちな外葉、そして最も甘みのある芯まで食べ尽くしましょう。 ちなみにキャベツのせん切りも、食べ方によっては堂々の主役になれますよ。
◆見分け方と保存方法 ●見分け方 夏や冬に出回るキャベツは、巻きがしっかりとしていて外葉の緑が濃く、持ってみるとずっしりと重いものが美味。 春キャベツは反対に、巻きがゆるやかで軽いものを選びましょう。 ●保存方法 まるごとの場合は芯をくりぬいて湿らせたキッチンペーパーを詰め、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室か冷暗所で保存を。 少しずつ使うときは、外側からはがしていくと長持ちします。カットしてあるものは、ついているラップをはがし、ポリ袋に入れ替えるといいでしょう。 ※本稿は、『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。
食べチョク
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