リヴァプールが取り組むスロット監督の新スタイル「後方からビルドアップし、試合をコントロールすること」
今シーズンよりリヴァプールの新指揮官となったアルネ・スロット監督が、プレシーズンマッチのベティス戦後、試合を振り返り、自身のサッカースタイルについて語った。クラブの公式サイトが伝えている。 【動画|リヴァプール vs ベティス】プレシーズンマッチ 試合ハイライト 現地時間7月26日、アメリカでプレシーズンを送るリヴァプールは、ベティスとの一戦に臨んだ。34分にハンガリー代表MFドミニク・ソボスライの挙げたゴールで1-0で勝利し、アルネ・スロット監督体制での初の勝ち星を挙げた。 試合後、スロット監督は「いくつか良い点もあったし、もちろん改善すべきこともあった。ビッグチャンスを許したのは、最後10分の1回だけだった。試合をコントロールし、良い攻撃を繰り出してゴールを決めることができた」とベティス戦を振り返った。 この試合では、センターフォワードを置かず、ソボスライとハーヴィー・エリオットの両名を偽9番のような位置で起用。左WGにファビオ・カルバーリョ、右にモハメド・サラーを配置した。スロット監督はこのようなポジションにした理由を次のように語っている。 「シーズン中は、真のストライカーを起用することになるだろうが、現時点では誰も起用できない。ドム(ソボスライ)とハーヴィーの2人の10番がいたので、シーズン中も起用するポジションでプレーさせた。それが、ストライカーではなく2人の10番を同時に起用した理由の一つだ」 続けてスロット監督は、自身の志向するスタイルについて言及している。 「我々のスタイルは後方からビルドアップし、試合をコントロールすることで、結果的に相手のカウンターを防げるものだ。それがシーズン中もずっと我々のスタイルになることを願っている」 「簡単にボールを失ったり、間違った選択をする場面もあったが、我々は後方からのコントロールを強化しているところで、(プレシーズンが始まり)まだ2週間では普通のことだ」 また先発出場を果たしたカーティス・ジョーンズが30分に負傷。C・ジョーンズの状態については「彼はプレーを続けることができたかもしれないが、100パーセントの状態ではないのは明らかだったと思う」と説明し、「早く回復し、今後の数試合で彼のプレーを見れることに期待したい」と早期復帰を願っている。
SPOTV NEWS