DeNAオースティン 足の状態は「良くない」も粋なジョーク「全打席本塁打を打って歩いて帰ってきたい」
◇SMBC日本シリーズ2024第4戦 DeNA5―0ソフトバンク(2024年10月30日 みずほペイペイD) 【写真】<ソ・D>4回、オースティンがソロを放ちガッツポーズの三浦監督(左端) DeNAのタイラー・オースティン内野手(33)が30日、ソフトバンクとの「SMBC日本シリーズ」第4戦に「4番・DH」で先発出場し、4回に日本シリーズ1号となる先制ソロを放つなど4打数3安打2打点の活躍でチームを連勝に導いた。 第1戦で受けた左足甲への自打球の影響を感じさせない活躍を見せた4番は、先制ソロを振り返り「いい感触で打てました」とニッコリ。足のことも考え「本当は全打席ホームランを打って歩いて帰ってきたいんですけど。あの打席でホームランを打ててうれしかったです」とジョークを飛ばし、報道陣を笑わせた。 打率は驚異の.556。頼れる主砲は「体の状態は正直良くないんですけど、チームのために、ファンのために持てる力をすべて出し切るつもりやっています」と素直な言葉を並べた。走る姿もきつそうに見え「ぶっちゃけ、凄く痛いです」と吐露。 しかし「野球を愛する」33歳は、再び本拠・横浜スタジアムに戻ることが決まり「本当に楽しみにしています。ベイスターズファンの熱いエネルギー…今シーズンずっと通して球場に持ってきてくれた熱いエネルギーを、きっと日本シリーズの舞台でもまた持って帰ってきてくれると思うので、彼らの前でプレーすることができるのがまた楽しみです」と再び笑顔がはじけた。