フローレンス・ピュー、20代での卵子凍結を選択した理由
※本記事は、医師による専門的なアドバイスや診断に代わるものではありません。病状についての質問などがある場合には、必ずかかりつけの医師やその他の医師・病院などに相談してください。 From COSMOPOLITAN UK 【写真】 フローレンス・ピューの自分を表現するファッション28選 映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』や『デューン 砂の惑星PART2』、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』への出演で知られるフローレンス・ピューが、出演したポッドキャスト番組で、27歳のときに卵子を凍結保存することを決断した理由について語った。 アメリカの産婦人科医、タイ―ス・アリアバーディと女性の権利を訴える活動家でインフルエンサーのメアリー・アリス・ヘイニーがホストを務めるポッドキャスト番組『SHE MD』に出演した現在28歳のフローレンスは、健康診断で驚きの結果を知らされることになった経緯について、次のように述べている。 「突然、いま(検診を受けに)行き、全身をチェックしてもらわなければいけないと思ったのです」 「それ以前に何度か、おかしな夢を見ていました。きっと、体が私に“何か”を伝えようとしていたのだと思います」 検診を受けたフローレンスに告げられたのは、子宮内膜症と多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を患っているとの結果。実のところ彼女はそれ以前から、「にきびができたり、おかしなところから毛が生えてきたり」することが気になっていたそう。だが、「少しストレスが多い生活」を送っている「女性だから」ということにしていたという。
子宮内膜症とPCOSは、どちらも妊娠(または健康な妊娠の維持)を困難にする可能性がある病気。大家族の中で育ち(母親は40代になってからも出産している)、自分自身も幼いころから、いずれは何人かの子どもを持ちたいと願っていたフローレンスにとって、これらの診断を受けたことは、大きなショックだったという。 ただ、病気が見つかったことは「本当に幸運なことであり、嬉しく思っている」とのこと。彼女はその後、「生活スタイルを変えた」と話している。 また、若い女性たちの多くにとっては必ずしも、自分自身の行動について20代のうちに考えることが必要だとは思わないというフローレンスだが、「先を見越して動くこと、将来を考えることは必要」だと述べている。 そのほかこの番組の中で彼女は、これら2つの病気については「知られていないことが非常に多い」と強調した。 「学校で教えるのは、それほど難しいことではないはず」だと指摘すると同時に、「子どもを産めるかどうか、決定づける要因になる」として、自身のプラットフォームを通じて、認知度を高める活動をしていきたいと語っている。