大ブレイク中!? 日本人、最新市場価値アップ額ランキング3位。ビッグクラブ大注目!? 10億超え間近の超逸材
欧州の2024/25シーズンが開幕してまだ2ヶ月ほどだが、選手一人ひとりの価値の指標となる”市場価値“が更新された。昨シーズンの調子を維持して好調なプレーを見せている日本人選手が多くいる中で、2024年に最も市場価値を上げた日本人選手は誰なのか。今回は市場価値アップ額ランキングを紹介する。※データは『transfermarkt』を参照。2024年1月1日と現在の市場価値を比較。成績は16日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
3位:鈴木唯人(ブレンビーIF/デンマーク) 生年月日:2001年10月25日 市場価値の増加額:510万ユーロ(約8.1億円/556.7%UP) 市場価値の変動:90万ユーロ(約1.4億円)→600万ユーロ(約9.6億円) 24/25リーグ戦成績:11試合3得点1アシスト 2024年に市場価値を急激に高めた選手の1人が、デンマークのブレンビーIFに所属する鈴木唯人だ。90万ユーロ(約1.4億円)から600万ユーロ(約9.6億円)に上昇した。 名門・市立船橋高等学校で10番を背負って活躍した鈴木は、2020年に清水エスパルスでプロキャリアを始めた。2023年1月にフランスのストラスブールへ期限付き移籍で加入したが、リーグアンでは公式戦3試合出場に留まった。同年夏に清水に復帰し、その後ブレンビーに移籍して再び欧州へ渡ったことがターニングポイントとなった。 鈴木は2023/24シーズンのデンマーク1部リーグで26試合に出場して9得点8アシストを記録し、チームの絶対的な主力になった。この活躍はヨーロッパ主要リーグでも注目されているようで、5月にデンマークメディアの『Bold』が報じたところによると、マンチェスター・シティやリバプール、トッテナム、レアル・ソシエダといったクラブが鈴木の獲得に興味を示したという。 しかし、ブレンビーも安値で鈴木を手放すつもりはなく、結局今夏のステップアップは実現しなかった。今シーズンはここまでリーグ戦11試合全てに先発しており、第8節からは3試合連続でゴールを決めている。 もうすぐ23歳の誕生日を迎える鈴木は、今後の去就が注目されている若手だ。
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