「ウチ以外で挙げるとすれば…」レバークーゼンのボスが警戒する来シーズンの優勝候補【現地発】
監督は多少停滞しても批判されない
2月以降に上昇曲線を描き、リーグ4位で23-24シーズンを終えたRBライプツィヒ。(C)Getty Images
昨夏にヌクンクやソボスライを引き抜かれたライプツィヒが困難を乗り越え、5シーズン連続となるCLへの切符を掴み取った。主軸が大量に抜けても、高い競争力を保てた理由はなにか。今後を左右する注目の人事も含めて深掘りする。(文:ベンヤミン・ホフマン/訳:円賀貴子 2024年5月16日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック ドイツ』を転載) ―――◆―――◆――― 春先まで状況は芳しくなかった。2月と3月のブンデスリーガで5勝2分け1敗の好成績を収めたものの、27節終了時点で4位のボルシア・ドルトムントに勝点3差をつけられていて、チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得するノルマの達成が危ぶまれていた(編集部・注/その後、欧州カップ戦の好成績により、ドイツ勢のCL出場枠が5に拡大)。RBライプツィヒの話である。ではなぜ、2月までトップギアに入らなかったのか。わ
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