「あのイニングがすごく悔いが残る」山本由伸が口にした“反省点” 「最小失点でいけたら試合の流れも変わった」5回4失点で2敗目
ドジャースの山本由伸が現地時間5月26日(日本時間27日)、敵地・グレートアメリカン・ボールパークでのレッズ戦に先発登板。5回100球を投げて6安打4失点で今季2敗目を喫した。チームは1-4のスコアで敗れ、今季ワーストの5連敗となった。 【動画】山本由伸は初回から凄い!デラクルーズも三振に切って取る 山本は初回、先頭のジェイコブ・フルツビセを154キロの直球で見逃し三振に切って取り、2番のエリー・デラクルーズに対しても128キロのカーブで見逃し三振と、連続三振。3番のスペンサー・ステアには二塁打を浴びてしまうが、二死二塁で4番のジェーク・フレーリーに対しては146キロのスプリットを投じて空振り三振に仕留めると、3つのアウトはすべて三振で切り抜けた。 米メディア『SportsNet LA』はX上に山本の試合後のインタビューを掲載。それによれば、「カウントをカーブで割ととっていけましたし、今日は割とカーブを多く使えたかなと思います」と、カーブを効果的に使えたことに手応えを得ている様子だった。 ただ、3回に一死から安打と四球で一・二塁のピンチを招くと、ステアは三ゴロに打ち取ったが、フレーリーには二塁への内野安打で二死満塁とされる。続くジョナサン・インディアに右翼への適時打を浴びて2点を先制され、ニコラス・マルティニには左前へ落ちる適時打で4失点。0-4とされてしまった。 3回の投球について山本は「感覚は割と良かったので、あのイニングがすごく悔いが残る。すごく良くない投球になってしまいました」と、悔やんだ。 打線の援護もなかったが「最小失点でいけたらまた試合の流れも変わったと思いますし、とにかくあの場面を粘ることができなかったので、優位に進められなかったなと思います」と、3回の4失点が大きく響いたことを反省した。 その後4回、5回は無失点に抑えたものの、雷雨警報によって5回終了後に試合は一時中断。1時間9分の中断を経て再開されたが、山本が6回のマウンドに上がることはなかった。 4回まで8奪三振と要所で三振を奪って見せたが、満足のいく投球を披露することができなかった。次戦こそ今季6勝目に期待したいところだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]