女子高校バレー 狭山ヶ丘が春高初出場 主将の藤野「うれしい気持ちでいっぱいです」
「春の高校バレー」として行われる第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(サンケイスポーツなど主催)の地方大会は7県で決勝が行われ、埼玉男子は埼玉栄が3年ぶり10度目、女子は狭山ケ丘が初の本大会出場を決めた。長野男子は松本国際、女子は東京都市大塩尻が全国切符。静岡男子は浜松修学舎、女子は富士見が本大会に駒を進めた。本大会は東京体育館(東京都渋谷区)で来年1月5日に開幕、12日に男女の決勝を行う。 埼玉女子で初めて本大会出場を決めた藤野美花主将(3年)は「うれしい気持ちでいっぱいです」と満面の笑み。高さやキャリアのある選手は少ないが、1年時から地道な努力で守備を中心に技術を磨いてきた。初の全国大会だった夏の高校総体では優勝した金蘭会(大阪)に1回戦で敗れたが、経験を糧にさらに成長。「今度は2回戦にいきたい」と主将は屈託なく話した。