新型ランチア・イプシロンHF登場! デルタHFインテグラーレの復活か!?
新時代のイタリアン・ホットハッチに注目! 【写真を見る】新型ランチア・イプシロンHFの内外装など(19枚)
ガソリン仕様もラインナップ
5月27日、ランチアは、新型「イプシロンHF」を発表した。 イプシロンHFは、ピュアEV(電気自動車)のイプシロンをベースとした高性能版だ。ちなみに“HF”のグレード名が付与されたのは、日本未導入の2代目「デルタ」以来という。 モーターの最高出力は240psを発揮する。姉妹車であるアバルト「600e」とおなじくフロントに搭載する可能性が高い。0~100km/hの加速タイムは5.8秒を誇る。 ボディに装着される“HF”の専用バッヂは、1960年代に採用されたオリジナルデザインと1990年代のモノを融合した新しいタイプとなる。 また同車をベースとしたラリー仕様「ラリー4HF」もラインナップする。ただし、こちらはモーター&バッテリーではなく1.2リッター直列3気筒ガソリンターボエンジン(最高出力212ps)に、5MTを組み合わせる。すでに同グループで販売されているプジョー「208ラリー4」などとスペックはほぼおなじになるはずだ。 いずれのモデルも2025年5月に販売開始予定だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)