クラシコ0-4大敗のレアル、問題視されている最終ラインの補強に動く?トッテナム所属のスペイン代表DFに関心
スペインのラ・リーガ第11節、レアル・マドリード対バルセロナの試合が現地時間26日にサンティアゴ・ベルナベウで行われた。試合は4-0でバルセロナが勝利している。スペインメディア『fichajes.net』は、今回の敗北でマドリーが今冬にも最終ラインの補強に動く可能性があると指摘していた。 スペイン代表DFダニエル・カルバハルが長期離脱したことにより、特に右SBの選手層が不安視されているマドリー。現在はルーカス・バスケスが同ポジションでプレーしているものの、クラシコでも守備の場面で危うい対応を見せており何度か宿敵バルセロナにチャンスを作られてしまっていた。 そんな右SBに関しては、来夏で契約が満了することからフリーで獲得できる可能性のある、リバプール所属のトレント=アレクサンダー・アーノルドの獲得が根強く囁かれている。もっとも同選手はリバプールのアカデミー出身であり、現在のクラブのアイコン的存在でもあるため、今後契約を延長してクラブにとどまる可能性も高い。 そこで別のターゲットとして名前が上がっていたのが、トッテナム所属のスペイン代表DFペドロ・ポロだ。現在25歳の同選手は、クラブチームで主力として活躍しており、守備と攻撃両面においてずば抜けた才能と能力を示し続けている。 同メディアは、「マンチェスター・シティやマドリーなどのチームが、ポロをチームに加えることに興味を示している。特にマドリーは、チームの若返りに強く関心を持っており、ペドロは将来のことを考えても魅力的な選択肢となるだろう。特にアーノルドが契約を延長して、マドリーへの移籍が実現しない可能性があることを考えると、その代役として非常に良い選択肢となる可能性がある」と、同選手のマドリーが関心を示している理由について報じていた。 そして、「トッテナムの取締役会によると、かなり高額な6000万ポンド(約114億円)相当のオファーであれば、喜んで聞くだろうという」と、金額によっては交渉に応じ、マドリーが獲得できる可能性は高いと伝えている。また、選手層の薄いCBに関しても、今冬で補強する可能性があると指摘していた。
フットボールチャンネル編集部