「5m以内が入っていない」渋野日向子はストレスフルな4日間
◇米国女子◇Danaオープン for チルドレン 最終日(21日)◇ハイランドメドウズGC(オハイオ州)◇6666yd(パー71) 【画像】優勝したのは20歳の選手 56位から出た渋野日向子は3バーディ、3ボギーで3日連続の「71」と伸ばせず、通算1アンダー53位で終えた。大会3度目の出場で初めて予選を通過し、シーズンの直近でも7試合続けて決勝ラウンドまで戦い抜いたが、グリーン上でフラストレーションを募らせた。 インスタートの10番から早々にチャンスメークも、バーディパットがカップ右を抜けた。続く11番は下りのラインに乗ったトライがオーバーし、返しもカップ右をなめるように外れてボギー。ショートアイアンでピンに絡めた13番から2連続バーディを奪い、18番(パー5)も微妙な距離を決め切って今週初のバーディとしたが、後半アウトはボギーだった5番以外でスコアを動かせなかった。 4番では手前からのバーディパットがカップに届かずパー。この日83.33%(15/18)だったパーオン率はトータルも77.78%(56/72)と上々の数字だったが、合計パット数は最終ラウンドの「33」を含めていずれも30を超えた。 それだけに、中継局WOWOWのインタビューでも「うーん、4日間を通してホントにダメダメなゴルフだったなと思います。グリーンを狙うショットはそれなりにチャンスにつけられていたと思いますけど、やっぱり、4日間を通して5m以内のパットが入っていなかったので、そういうところかな」と悔しさがにじむ。 次週「CPKC女子オープン」(カナダ・アールグレイGC)の後は今季日本ツアー初参戦となる「北海道meijiカップ」(8月2日~/札幌国際CC島松C)も控える。「しっかり4日間戦えるように、引き続きやるべきことをやりたいと思います」。手応えを深め、気持ち良く帰国の途に就きたい。