N党立花党首が「援護射撃」 動画再生数1500万回
斎藤元彦知事(47)が返り咲いた兵庫県知事選は、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)も出馬した。斎藤氏の「援護射撃」が目的で、報道機関や県議会を批判する異例の運動を展開。選挙中、立花氏のユーチューブの動画再生数は約1500万回に上り、候補者の中で群を抜いた。 14日夜、同県西宮市の商業施設前で演説をした斎藤陣営が去った直後、選挙カーに乗った立花氏が姿を現した。斎藤氏の疑惑告発文書に関し「メディアは真実を隠した」と訴えると、聴衆から拍手が湧いた。その後も県職員や県議会がクーデターを起こしたと主張した。 交流サイト(SNS)調査会社「ネットコミュニケーション研究所」のリポートによると、立花氏は告示日の10月31日から11月16日までに、自身のユーチューブチャンネルで100本以上の動画を投稿。総再生数は計1500万回弱に達した。計約119万回だった斎藤氏の公式チャンネル再生数の約12倍で、発信力は際立った。