タクシー代を「クレカ」で払うと嫌がられるのはなぜですか?楽なのでできればクレカを使いたいのですが…。
出張や飲み会の帰りなど、さまざまな場面でタクシーは重宝します。タクシーの料金を支払う際に現金をだすのに手間取ると、クレジットカードを使いたいと考えるかもしれません。 しかし、ドライバーによっては嫌な顔をされたり断られたりする可能性もあります。そのため「今から乗るタクシーはクレジットカードを使えるのか」と不安になる方もいるでしょう。今回はタクシー代をクレジットカードで支払う際に断られてしまったり、嫌な顔をされたりする理由を紹介します。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
嫌がられる原因は?
ここでは、タクシードライバーからクレジットカード払いを嫌がられる理由を3つ紹介します。 ■手数料の負担 1つ目の理由として、クレジットカード決済の手数料が運転者負担である可能性が考えられます。タクシーのドライバーは一般的に歩合制のため、得た運賃がそのまま給料に反映されます。 しかし、なかには、乗客がクレジットカードで決済したときの手数料を、ドライバーの給与から引く会社もあるのです。手取りが減ってしまうため、ドライバーが敬遠する可能性があります。 ただし、最近は状況が変わってきているようで、クレジットカードの手数料を負担するタクシー会社が増えてきています。したがって、ひと昔前のようなドライバーによる手数料負担は、少しずつなくなってきているといえるでしょう。 ■機械操作が面倒 2つ目の理由は、端末の操作が面倒であるということです。タクシー料金を現金で支払う場合、比較的スムーズに支払いを完了できます。現金による支払いは長年行っていることであるため、習慣化しているタクシードライバーも多いでしょう。 一方、クレジットカードの場合は、クレジットカード端末を操作しなければなりません。カードを受け取って差し込み、ボタンを押すといった手順が必要になるため、ドライバーによっては煩わしいと感じることもあるでしょう。 ■使えない時間帯がある クレジットカード会社によってはカードを使用できる時間が定められているものもあります。その場合、使用可能な時間外にクレジットカードで支払おうとすると、エラーが出て支払いができません。その経験があることから、時間帯によっては敬遠するタクシードライバーがいると考えられます。