【女子野球】宮本和知監督、巨人女子チームは「確実に成長した」ゆるキャラも祝福
3年目のシーズンを終えた巨人女子チームの宮本和知監督と選手5人が、11月4日にCS放送の日テレジータスで放送される特番「摑め!!ジャイアンツ女子チーム3年目の進化」(後3時、再放送あり)で今季を振り返る。21年暮れに選手4人でスタートし、昨年から単独チームとして本格活動。厳しさを持って接したシーズンだったという宮本和知監督は「彼女たちは確実に成長した」と進化を挙げた。 今季は、ファンの心と頂点を取る願いを込めた「摑め」をテーマに、クラブチーム日本一を決める夏の全日本クラブ選手権を連覇。しかし秋の全日本選手権は惜しくも準優勝、12チームが争うヴィーナスリーグも3位と課題を残した。宮本監督は、勝負の分かれ目はいかにミスをしないかにつきるとして、「来季は負けない野球を目指したい」と強化点を口にする。 番組では、クラブ選手権の決勝で2点を追う中盤に田中美羽がナインに呼びかけた、ある言葉が紹介される。「みんなが勝ちたい気持ちを持っているのを(ずっと)見てきたので、ここで伝えたいと思った」というメッセージに選手は発奮、その後の逆転劇に結びついた。上條優奈は「めちゃくちゃ覚えています。チームの雰囲気が変わった」、中村柚葉は「あれが今年のベストシーン」と、流れが変わった瞬間を振り返る。 ナインが選ぶ、おしゃれナンバー1の島野愛友利は、こだわりのファッションやお気に入りの香水を紹介。上條は、応援し支えてくれた人のビデオレターに涙を流して感謝する。日本代表メンバーから一度落選しながら、欠員が出たことで夏の女子野球W杯に出場、7連覇に貢献した清水美佑は、「大きな目標だった代表に一度落ちて、それでも頑張ろうと思えたのはジャイアンツのユニホームを着ていたから。日の丸の重みはもちろんですが、ジャイアンツも大きいと思った」と、創設90周年の伝統チームでプレーする誇りを明かす。 終盤には、ゆるキャラ好きという清水のために番組が粋な計らい。サプライズ登場したキャラクターに清水は「やばーい。かわいい」とテンションマックス。次から次へと繰り出される想定外の行動に、清水だけでなくスタジオが大盛り上がりとなる。 ゲストは巨人大好き芸人・TIMのレッド吉田、進行は宮本監督とジータス「超ジャイアンツ」で共演している、日本テレビの蛯原哲アナが務める。 ◆「掴め!ジャイアンツ女子チーム3年目の進化」放送日時 11月4日(後3時)、8日(後7時)、10日(後5時)、11日(前8時半)、12日(後5時)、18日(後9時)、22日(後11時)25日(後7時)、30日(後8時半)
報知新聞社