佐賀市と小城市の消防格納庫から相次いで発電機が盗まれた事件で、佐賀北署は元佐賀市消防団員の無職の男性被告(27)=佐賀市富士町、公判中=を窃盗などの容疑で追送検した。6日付。計46台の盗難被害が確認されていて、今回で捜査は終結した。
佐賀地検は被告を窃盗などの罪で起訴していて、佐賀地裁での公判では懲役2年を求刑している。弁護側は被害弁償を進めていることなどを示して執行猶予付きの判決を求めている。
事件を巡っては、3~5月に佐賀、福岡両県の複数のリサイクル店などに被告らの名義で発電機46台が売却されていた。同署は裏付け捜査を進めていた。