新川優愛「子どもが生まれてからの“夫婦セカンドシーズン”」結婚5年目、優愛さんちの生活
2019年に結婚を発表し、2023年には第一子を出産した優愛さんが、バイラ読者だけに今の結婚生活について語ってくれました。 新川優愛さんのシーン別・大人に似合うヘアアレンジ フォトギャラリー
「子どもが生まれてからの“夫婦セカンドシーズン”。ドタバタの日々を二人三脚で乗り越えています」
■お互いに歩みより、人生をすり合わせ、夫婦になって5年 夫とは、もともと友達のようなフラットな関係だったので、結婚当初は恋人時代と変わらずその延長線上にいる感じでした。関係性は大きく変わらなかったものの、異なる環境を生きてきた二人がひとつの家で暮らすわけですから、生活意識をすり合わせる作業はやっぱり必要でした。 たとえば、電気をこまめに消す、ドアはちゃんと閉める、洗濯機の扉はあけておく……それはとても些細なことなんですけど。お互いに気持ちよく暮らすために「これはどうする?」「あれはどうする?」と最初に話し合った気がします。でも、その話し合いはいつも「細やかなところまで目を向けることができる人に合わせたほうが生活の質が上がる。だから、僕はあなたに合わせるよ」という夫のひと言ですぐに解決。もめたことは一度もないんです。 “夫婦の間にルールや役割分担をつくらない”も結婚当初に決めたこと。その理由は「これをしなきゃいけない」「誰がしなきゃいけない」が生まれると、それができなかったときに不満が生まれるから。お皿洗いに関しても、つくった人は洗わなくていい、食べた人が洗わなきゃいけない、そんなルールは存在しない。できる人ができるときにやればいいわけで。我が家では二人ともやりたくない日はジャンケン勝負。負けたほうが台所に立つんですよ(笑)。
■新しい毎日、真逆な夫からパワーをもらっています! 昨年、第一子を出産。私たちの生活は“二人”から“三人”になりました。そこから、私たちの毎日は“すり合わせる”から“一緒に模索していく”へ。 それまでは、お互いの人生で手に入れてきたものを“見せ合う”感覚でしたが、子育てという初めての経験を前に“新しいものを一緒に得ていく”感覚へと変わりました。話し合う時間もぐんと増えた気がします。 私がしっかり調べて知識を増やしていくタイプなら、夫は実践でスキルを磨いていくタイプ。最近は自我が芽生え始めてなかなか寝てくれない子どもの寝かしつけも、本を読む私の傍で夫は「昨日はダメだったから、今日はこのタイミングでベッドに寝かせてみよう」と試行錯誤してくれたりして。 結婚して5年目、私たちは真逆だなと改めて思います。でも、それは夫婦にとってプラスになっていて。どちらかというと私は深く物事を考え最悪の事態を予測しながら動くタイプなのですが、夫はポジティブな“なんとなかるさ精神”の持ち主。慎重な私はそれに勇気をもらうことがとても多いんです。