動きチグハグの日米株、論点整理で見えた今後のシナリオ
日経平均は上昇した一方、ダウ平均は下落。チグハグな値動きとなった3月17日の日米の株価指数だが、週明けはどのように動くのだろうか(写真:ブルームバーグ)
JPモルガン・チェース(JPM)などアメリカの大手銀行11行が300億ドルの資金支援を決めた、同国の地銀ファースト・リパブリック銀行(FRC)の株価。支援発表当日の3月16日こそ前日比10%近い上昇となり、世界中の株式市場に安堵感をもたらした。ダウ平均株価は同371ドル高、日経平均株価も翌17日に同323円高と、いずれも好感高に進んでいた。 しかし、発表から一夜明けた現地時間17日には、FRCの株価は同33%もの下落率を伴う急反落となってしまった。中途半端な支援策では抜本的な解決にはつながらないということなのだろうか。
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岩本 秀雄