【巨人】門脇誠「自分を出さない」のはグラウンドだけ? ハワイV旅行で見せていた〝意外な素顔〟
【取材の裏側 現場ノート】巨人・門脇誠内野手(23)が先月22日に都内で行われたトークショーに参加後、こんなことを明かした。同イベントの質問コーナーで「魅力のある選手」として浅野翔吾外野手(20)の名前を挙げたことについて「翔吾って(感情を)前面に出すタイプじゃないですか。三振一つにしても悔しがるし。自分は、自分を出すのが苦手なので。それを自分で閉じ込めてしまうのがすごく嫌だったんです」と真相を吐露した。 門脇は本人が口にしたように、シーズン中は感情をあまり表に出さないタイプ。だが、同世代の萩尾匡也外野手(24)の証言によると、先月のハワイ・ホノルルでのリーグV旅行では意外な一面を見せていたという。 それは旅行2日目、バナナボートに門脇・浅野・萩尾・佐々木俊輔外野手(25)・中山礼都内野手(22)の5人で乗った時だった。開始20秒でほかのメンバーはグッタリしていたが、門脇だけは大はしゃぎ。激しい動きにも余裕で耐え、終始笑顔を絶やさなかった。 萩尾は「やっぱり誠(門脇)は子供だなって思いましたね。皆さんには落ち着いている印象に見えると思いますけど、全然はっちゃけてましたし、面白かったですよ。あんな(子供のような)姿を見られて良かったです」と笑顔で振り返った。 〝チルドレン門脇〟の伝説はこれだけではない。最終日にはプールにあるスライダーを全力で楽しみ、若きG選手の誰よりも回数を多く回って大騒ぎ。普通に泳ごうと提案されても、門脇は目を輝かせながら「絶対にスライダーに行く! もう1回行こう!」と興奮冷めやらぬ表情だったようだ。 今年はライバルがさらに増える背番号5。クールな仮面を脱ぎ捨て、闘争心を前面に押し出せばもう一皮むけるかもしれない。
塩島惠