大谷翔平が「シルバースラッガー賞」受賞、2年連続3度目 打撃のベストナイン一覧
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(30)が12日、打撃のベストナインと呼ばれ、ポジションごとに最も優れた打者に贈られる今季の「シルバースラッガー賞」をナ・リーグの指名打者部門で受賞した。2年連続3度目。日本選手としてはイチローがマリナーズ時代の2001、07、09年に外野手部門で受賞した3度に並んだ。 【写真】大谷翔平の妻・真美子さん、ロス暮らしでの“心の拠り所”となるのは「GLAY・TAKUROの妻」 大谷はドジャース移籍後1年目の今季レギュラーシーズンで、手術した右肘のリハビリと並行して打者に専念。主に「1番・指名打者」として打率3割1分、本塁打54本、130打点といずれも自己最高の数字をマーク。本塁打と打点でナ・リーグの2冠に輝いた。盗塁も59個をに達し、大リーグ史上初の「本塁打50本、50盗塁」を達成。ドジャースが98勝64敗の最高勝率でナ・リーグ西地区優勝の立役者を演じた。 指名打者部門の最終候補にはオスーナ(ブレーブス)もノミネートされていたが、打率3割2厘、39本塁打、104打点など、ほとんどの成績で大谷が上回っていた。 この賞は、各球団の監督、コーチの投票により決まるが、在籍するチームの選手には投票できない。 ◇ 各部門の受賞者は次の通り。(ナ、アの順。丸数字は受賞回数) ◆指名打者 大谷翔平③(ドジャース) ルーカー①(アスレチックス) ◆捕手部門 コントレラス②(ブルワーズ) ペレス⑤(ロイヤルズ) ◆一塁手部門 ハーパー④(フィリーズ) ゲレーロJr.②(ブルージェイズ) ◆二塁手部門 マルテ①(ダイヤモンドバックス) アルトゥーベ⑦(アストロズ) ◆三塁手部門 マチャド②(パドレス) ラミレス⑤(ガーディアンズ) ◆遊撃手部門 リンドア④(メッツ) ウィットJr.①(ロイヤルズ) ◆外野手部門 メリル①(パドレス)、Tヘルナンデス③(ドジャース)、プロファー①(パドレス) ジャッジ④(ヤンキース)、ソト⑤(ヤンキース)、サンタンダー①(オリオールズ) ◆ユーティリティー部門