【ロッテ】「VISION 2025」常勝軍団になるために プロ野球 12球団担当記者が見た2024年
朗希の後釜は“マリンの申し子”石川柊太を獲得
12月11日、球団はソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)宣言した石川柊太(33)を獲得したと発表した。 石川は本拠地となるZOZOマリンスタジアムとは相性抜群、マリン特有の強い風は最大の武器であるパワーカーブの威力が増す。 ZOZOマリンでは2017年8月に負けて以降、過去7年間で7連勝中。24年も3試合の登板で2勝0敗、防御率0.00と無類の強さを誇る。 石川柊太: 「野球人生の次のステージを千葉ロッテマリーンズさんでスタートさせていただくことが決まりました。リーグ優勝、日本一を達成し、吉井監督を胴上げし、ファンの皆様に喜んでいただける投球をする覚悟と勇気を持って戦っていきます」 佐々木朗希に加え、メルセデス、カイケルといった実績十分の先発陣がチームを去る中、頼もしい右腕が加わった。
VISION 2025
ロッテには2021年に設定した「VISION 2025」という球団目標がある。 地域との共生やブランド力の向上などと共に2025年までには日本一を獲得して常勝軍団を作り出すビッグプラン。そのプラン達成には来年、絶対に優勝を掴む必要がある。 5年で4度のAクラスと着実に力をつけ、いよいよ頂点に上る日を迎える。 千葉ロッテマリーンズの栄光のシーズンは2025年3月28日、福岡でのソフトバンク戦から始まる。 (文・林浩志)
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