総合1位はハイクのロングコート。おしゃれな大人が本当に欲しい「アウター」BEST3【2024秋冬 試着フェス®】
1位|HYKE チェスターフィールドコート
一周、二周回ってのクラシックなロングコートが、欲しいアウター1位に! 全264着のアウターの中で頂点に選ばれたのがハイクのチェスターフィールドコート。去年まではショートアウターが人気だったが、その反動もあり参加者の目には王道のクラシックなコートが新鮮に映ったようだ。ちなみに2位のイレーヴには1票差で勝利。こちらのハイクのコートは、定番の形で素材を更新しながら展開している。今シーズンは光沢感のあるウールを採用。ミリタリーライクになりがちなカーキをエレガントに昇華している。そしてアンダー10万円のプライスも競争力が高い。 【写真】おしゃれな大人が本当に欲しい「アウター」BEST5をチェック!
佐藤 雄大(会社員):ここまで高級感のあるカーキ、見たことない! 動いたときの裾のなびき方がきれいすぎて感動した。 堀内 武蔵(会社員):袖は程よくボリュームがあって、横から見るシルエットが美しい。サイドポケットがミニマムなのも気に入った。チノパンと合わせてアースカラーでまとめたい。
2位|YLÈVE バルマカーンコート
僅差で惜しくも2位。今季注目のカラーはやっぱりブラウンだった 試着フェス®全体を通して、トレンドのブラウンのアウターを手に取る参加者が多かった。その中でも1位のハイクと最後まで接戦を繰り広げ、2位と大健闘したのがイレーヴのコート。深みのあるブラウンが渋い。細番手のSUPER140’sのウールを高密度に織り上げ、重厚感としなやかさを実現。ゆったりとした身幅と生地にナイロンを少し混ぜることで快適な着心地に仕上がっている。 小川 敬大(管理栄養士):ビターチョコのような色合いが絶妙。オン・オフ両方で使える普遍的なデザインもいい。クリスマスは、このコートをはおって出かけたい。 小林 誠治(会社員):チンストラップやウエストベルトがつくので、いろいろな着方を楽しめる。襟を立てて着るのもよさそう。より軽いとなおうれしい。
3位|LEMAIRE ナイロンフーデッドブルゾン
まだまだ人気のブルゾンはルメールに軍配! 3位でようやくブルゾンがランクイン。コートより着やすく、品のよさを演出できる点に人気が集まった。ランキング常連のルメールも今回ばかりはと思っていたが、後半に怒濤の巻き返しが起きて3位を獲得した。光沢のある表地には撥水加工を施した日本製のナイロンを使用。通気性のある背面ヨークやフードについたドローコードなど機能性も十分だ。 武田 凌(会社員):ルメールはテック系のアイテムをモダンに落とし込むのが天才的。ウエストの内側のドローコードも地味にうれしい。価格はかわいくない(笑)。 木下 二郎(会社員):絶妙に褪せた色味からは想像できない、ドレープのある生地感。ミリタリーライクなアイテムを上品にアップデートさせるのがとにかくうまい。